最初から，あの場所ではだめだった 新国立競技場

要件を満たした新国立競技場はあの場所には建てられなかったというオチ。
http://www.taro.org/2015/08/post-1626.php（河野洋平氏のブログ）

１９６４年には必要だった陸上・サッカー兼用の大競技場は，サッカー・ワールドカップで専用の競技場が複数できた今では必要ない。そして，現代のオリンピックの要求する規模の競技場は，あの場所には建たないということなのです。

実は，要件を満たす国立競技場は建てられず，その上必要もなかったというのが答えだったとは。

開・閉会式のための競技場は必要なのか。確かに，60年代の開・閉会式は感動した。しかし，次第にテレビ受けする派手なマスゲームや花火が延々と行われるのには食傷気味だ。新しい形式の開閉会式を考えられないのだろうか。例えば，複数の競技場で連携する開・閉会式，「世界の競技場に100万人参加，ネットで結ぶ」という企画は？　「経済効果」がないので，ゼネコンがらみの人たちには絶対に受け入れられないでしょうね。