六ケ所村を最終処分場に 池田信夫氏
現在新たに要求されているような安全対策は感情論に動かされたもので,科学的に無意味である。原子力発電が過剰な安全対策で経済性を失うのは残念。 これが,池田氏の主張だ。
以下,http://ikedanobuo.livedoor.biz/archives/51929624.htmlから引用(見出しはmasaoによる。
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科学的根拠のない「放射性廃棄物こわい」
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……学術会議を乗っ取った反原発派が、科学的根拠のない「放射性廃棄物こわい」というホラーストーリーを仕立てて「廃棄物が片づかない限り原発の再稼動を許可するな」などという法的根拠のない提言をする……
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放射能の恐怖は政治的宣伝がつくりだした
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科学的には、バークレーのムラーの いうように「核廃棄物の処理は技術的には解決ずみである。人々の恐怖は誤った情報と政治的宣伝によるものだ。特に恐れられているプルトニウムは、水に溶け ないので地下水に漏れ出しても害はない。それ以外の核廃棄物も、100年後にはほぼ無害になる」というのが世界の通説である。
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高レベル放射性廃棄物は六ヶ所村に埋めれば良い
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「暫定保管」の実態は現在の中間貯蔵と変わらない。地下300mの地層処分が危険で、地上に置く暫定保管が安全だという根拠は何もない。今田氏は知らないのかもしれないが、最終処分場はある。プリンストン大学のvon Hippelなども指摘するように、六ヶ所村の再処理をやめて最終処分場にすればいいのだ。
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六ヶ所村の再処理施設は「最終処分場にはしない」という約束で造られたと聞いているが。
原子力発電所の新設も,住民の反対で不可能だろう。できるのは,再稼働と増設。すでに補助金に依存している市町村は,それをもらい続けるために承諾するだろう。あとは原発をできるだけ長く使うこと。50年以上も使うことになるのだろうか。
福島の復興も,原発事故のために思うように進まない。原子力は,池田氏の言うような,楽観的にとらえられる存在であるとは思えないのだが。
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