スクショ違法化は立ち消えになりそうだが

ダウンロード違法化が拡大され，インターネット上にある著作権侵害の漫画や論文などあらゆるコンテンツのダウンロードが全面的に違法とする法案が，なんとか断念されるようです。

海賊版漫画サイト対策として，昨年は，サイトを見れなくする「ブロッキング」が提案されました。現在でも，緊急避難として児童ポルノサイトに対しては行われています。しかし，ネットの情報の流れを傍受して行われるブロッキングは「通信の秘密」を侵害するため，海賊版サイトの規制にはふさわしいものではありません。

ブロッキング反対の意見が盛り上がり， ようやくあきらめたかと思ったら，ダウンロードの全面違法化です。犯罪者とならないのはPCを使わない桜田大臣だけですね。（ちなみに，安倍首相はスマホを持っていないそうです。どんな政府？）
https://www.jiji.com/jc/article?k=2019021200912&g=pol&utm_source=yahoo&utm_medium=referral&utm_campaign=link_back_edit_vb）（時事ドットコムニュース）

最近は，とても「筋の悪い」政策が提案され，多くの人が大変な労力をさいて反対を重ね，ようやく取り下げられるということが目立っています。昨年は「夏時間導入」という問題もありました。

分かっていない上司が，自信たっぷりに見当はずれの提案をするので，現場の社員が大変な労力を使って説得して止めさせる。そんなダメな会社みたいな状況ですね。