CMタレントの選択はどうなっている?


国政調査がおこなわれている。そのCMに高田純次。「いいかげん」が売り物のタレントは使わないほうが,と思うが。

どうも,最近広告代理店はおかしい。

D社のCMは,父が容疑者のタレント,バラエティー番組も敬遠する元スポーツ選手という思い切ったキャスティング。もちろん,疑わしいタレントを使うのはだめという趣旨ではありません。商売としてはリスクが高いのではと思うだけです。何か特別な「志」でもあるのでしょうか。

私が嫌いなCMの代表が,某ビールのコマーシャル。理由は単純。嫌いなタレントがこれみよがしに飲むから。制作会社の人は,彼が「広く一般的に好まれて,嫌いな人は少ないタレント」と考えているのでしょうか。好きな人が1・2割,嫌いな人が3・4割だと思うのですが。それでも,私はそのビールが好きなので飲みますが,商品のイメージはダウンです(実は同社の安い商品のほうが苦みとコクのバランスで,私のNo.1ですが)。

高級感をアピールしたい商品のCMにヤンキーマーケットで成功したタレントを使うのは疑問です。こうなるのは,この業界には彼のように「成り上がり」たかったおじさんがあふれているということでしょうか。

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masao
ゲイツ,ジョブズ,さんまと同じ1955年生まれ。 この春から自由人?に。