プレミア12敗戦は小久保監督が原因ではない

プレミア12準決勝での敗戦を,小久保監督の責任とする論調がメディアで広がっているが,そうだろうか?

敗戦の最大の原因は,ダメ押し点を取るチャンスが何度もありながら,それを逃したことにあると私は考えます。この大会は中田選手の大活躍など,打力で勝ち進んできました。そして,準決勝では打てなかったので負けたのです。

継投策の失敗云々は結果論。大谷続投で勝てたとは限りません。また,9回まで続投となれば,この時期に120球級以上投げて故障の原因に,というリスクがあります。それは,彼とファイターズ,そして日米?野球界にとってマイナスでしょう。

選抜チームの監督にできることは限られているのに,選手をはじめとするすべての関係者の利害に考慮し,負ければ責任を言われる。割に合わない役回りですね。

話は変わりますが,結局,最も真剣に取り組んだ韓国と日本が勝ち進んだというのがこの大会です。優勝できなかったアメリカがもう少し真剣になってくれればいいのですが,望み薄です。同じプロ野球でも,日本・韓国とアメリカでは動いているお金が違いすぎますし,メジャー選手が出ていないので,MLBが負けたわけではないですしね。

このブログ,納得です。

プレミア12、本当の実力査定|プレミア12
http://baseballstats2011.jp/archives/46950942.html

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masao
ゲイツ,ジョブズ,さんまと同じ1955年生まれ。 この春から自由人?に。