CAVIN大阪屋で話題のDENON DRA-100を聞く

時計台近くの老舗で体験会

CAVIN大阪屋は北海道随一(唯一?)といえるオーディオの老舗。1階には比較的安価な製品が展示されているが,2階より上は高額の製品が並び「敷居が高い」。高級ブランド品の店に,買えもしないのにウィンドウショッピングする庶民という状態に。

そんなお店で「ハイレゾ視聴体験会」。これなら,遠慮なく聴けそう。ハイレゾには興味津々なのだが,じっくり聴く機会がなかったので良い機会と思い参加。

D&Mホールディングス(DENONやマランツの持ち株会社)の担当者が説明する。1階売り場の奥に5席がもうけられ,先客には,私同様のおじさん,おじいさんが2名。今話題のDENON DRA-100を使って,ネットワークレシーバー+プリメインアンプがいかに便利かということを強調。(スピーカーはB&MのCM8(9かもしれない)とDALIのMENTOR MENUET SE。)

ハイレゾを聞いてどう?

では,お目当てだった「ハイレゾ体験」の感想を。

MP3,CD,PCM ,DSDと様々なフォーマットの音源を聞いた。そこで感じたのは,「単純な音の再生は圧縮音源でも表現できているが,多くの楽器が混じるなどで複雑な音になるほどハイレゾのほうが歪なく高精細で再生できる」ということ。

思い浮かんだのは,デジカメの撮像素子。コンデジの1/2.3インチからフルサイズまで,どのフォーマットでもそれなりに写真は楽しめるが,確実に差はある。MP3は1/2.3インチでCDは1インチ? 普通に音楽(写真)を楽しむのにハイレゾ(フォーサーズ以上?)は必要ないが,厳密に聞く(大伸ばしする?)と違いがわかるという感じか。

 DSDとPCMで同じ曲を聴いたが,先に聞いたPCMの方が空気感が出ており,DSDはすっきりクリアーだが細かな音が消えているように聞こえた。でもこれはオーディオ評論家の麻倉怜士氏が言っていることと逆なので,担当者が間違えたのかもしれない。でも,違って聞こえたのは確か。

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masao
ゲイツ,ジョブズ,さんまと同じ1955年生まれ。 この春から自由人?に。