「レッテル貼り」というレッテル貼り 安倍首相

「安全保障関連法案」を「戦争法案」と呼ぶ勢力を「レッテル貼り」と呼ぶ安倍首相。でも,それって「レッテル貼り」ですね。

なぜ「戦争法案」が不適切なのかきちんと説明するのが務めだろうが,議論をしない・させないで「言い切る」というのが安倍氏の問題点。

「アメリカの戦争に巻き込まれる」ことは「絶対にありえない」と断言。でも,「なぜなら」という納得できる説明はない。汚染水は「完全にコントロールされている」と言い切ったように,根拠がない,時には事実に反することを,正しいと言い切れる人が首相であるのがこわい。

会見の引用
それでもなお、「アメリカの戦争に巻き込まれるのではないか」。漠然とした不安をお持ちの方もいらっしゃるかもしれません。その不安をお持ちの方に、ここではっきりと申し上げます。そのようなことは絶対にありえません。新たな日米合意の中にもはっきりと書き込んであります。日本が 武力を行使するのは、日本国民を守るため。これは日本とアメリカの共通認識であります。

なせ巻き込まれないかの「根拠」はここにはない。日本が米国の後方支援をしているときに,相手国は「日本は日本を守るために行動しているだけ」だから「敵対している国ではない」と判断してくれるので攻撃される心配はない? 相手がどう考えるかは想像できないようです。


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masao
ゲイツ,ジョブズ,さんまと同じ1955年生まれ。 この春から自由人?に。