カラスとエゾリスの悩ましい関係 豊平公園

目と目が合います

5月22日,豊平公園へ。今日はエゾリスが姿を見せました。写真を撮っているとすぐそこまで近づいてきたので驚きました。どうも,私が立っている場所のすぐ脇にある木に登りたかったようです。邪魔してごめんなさい。

子どものようです

ち,近い! 毛がわりの時期で白く見えるのが冬毛

先日この公園で,カラスが若いエゾリスを追いかけまわしているのを見ました。私の見ている間エゾリスは,木の幹のカラスと反対側に隠れてなんとか逃げ続けていました。カラスは木の幹に止まることはできず,枝に止まって狙うしかないので長期戦になっています。(写真もあるのですが,載せません。)

カラスがエゾリスを食べるのは野幌森林公園でも見たことがあります。鳥の巣の中からヒナを食べるなどもすると聞いています。

この状況に集まった人たちのほとんどはカラスを悪役として,エゾリスの応援をしています。居合わせた保育園の園児の中にはリスがかわいそうと泣き叫んでいる子も出てくる始末。

でも,どう考えたらよいのかはそれほど簡単ではありません。自然の森にカラスとリスが住んでいるのであればカラスは悪くありません。カラスは雑食で動物も餌にします。ただ,通常目にしないことなので人間が動揺しているだけということになります。

といっても,動物園では肉食獣が生きた動物を捕まえて食べるところは見せませんね。「残酷」なので。

半分自然,半分人工という都市内の公園での出来事としてはどう解釈すればよいのでしょうか。難しいなぁ。



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masao
ゲイツ,ジョブズ,さんまと同じ1955年生まれ。 この春から自由人?に。