文科省が「身の丈に合わせて」英語民間試験を断念しました

文科省が,来年度からの大学入試での英語民間試験の導入を断念したのには驚かされました。

荻生田大臣の「身の丈」発言。「親の貧富で学習環境に差がつくのは当然,世の中そんなもの」という「本音」があらわれたものでしょう。本音はそれでもかまわないのですが,憲法にも書いてある「教育の機会均等」の実現に努力するのが役目の大臣が,そんな本音を言ってはいけません。

かつて「貧乏人は麦を食え」という趣旨の発言で問題になった総理大臣がいたことを想い出させてきただきました。

彼の発言は結果オーライ。民間試験が行われれば,受験難民があらわれ,大混乱となったところでした。

ムリorトンデモなことを無理やり通そうとしてみんなを困惑させて,結局止める(実現しない)ということが最近多いですね。少し前には「2時間前倒しのサマータイム」が。多くの人が一生懸命説得して,ようやく止めることができましたが,本当に労力の無駄でうんざりします。

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masao
ゲイツ,ジョブズ,さんまと同じ1955年生まれ。 この春から自由人?に。