森友問題 証人喚問で安倍首相・昭恵夫人・閣僚の関与がなかったことは明白

27日に行われた佐川氏の証人喚問で，安倍首相・昭恵夫人・閣僚の関与がなかったことは明らかになった。

佐川氏が，虚偽の発言をすれば罪に問われる可能性がある証人喚問という場で，きっぱりと政治の関与，すなわち，安倍首相・昭恵夫人・閣僚の関与をを否定したからだ。

これで，彼らの疑いは完全に晴れたのだから，これ以上野党や朝日新聞や東京新聞などのマスコミがこの件で追及をするのは，彼らのスタンドプレー・党利党略であり，今後国会でこの問題を議論するのはまさに時間の無駄，国家の利益を損なうことである。

もちろん，財務省がなぜ本件に関わって名前の出された昭恵夫人や政治家の名前を削除するという改ざん＝公文書偽造という重大な不正をはたらいたのかは「不思議」で理解できない。政治が関わっていないのにそんなことをする必要は全くないのだから。

佐川氏が説明してくれれば良かったのだが，「罪に問われるかもしれない」として，一言も答えなかったので，何故政治家の名前を消したのかはわからない。政治家らの関りを隠そうとしたとしか合理的な説明はできないが，佐川氏が「全く関わっていない」とあれほどきっぱり言っているのだから，それはまさしく真実に違いない。


以上，二階幹事長の3月27日証人喚問後のぶら下がり取材での「政治家が関与していなかったことが明白になった」という発言を敷衍してみました。