今年はUNIX歴49年! 日本会議は今も新元号5月公表を主張

紙の原本はない!

日本会議は,今も5月1日の新元号公表にこだわっているようです。
https://this.kiji.is/464475688977302625?c=39546741839462401(共同通信)

こういうことを主張する人たちは,いまだに,戸籍などの文書が「紙の原本」として存在すると思っているのかもしれません。

そうであるならば,発表は5月でかまいません。手で書けば良いのですから。多くの人はコンピューターをワープロ(清書機)として使っているので,説明するのが難しいのですが,コンピューターシステム(データベース)はそうはいかないのです。今の戸籍や住民票の「原本はコンピューターの中にある」のですから。

コンピューターの中では,日時は統一的な「数値」で記録されます。全ての日時には別々の値が与えれて区別されます。平成31年2月4日は,コンピューター内部で特定の「数値」に直されて記録され,出力ではその「数値」が「平成31年2月4日」にもどされます。このとき,新しい元号が分かっていなければ,「数値」に対応させることができず,記録することができません。当然,出力もできません。

証明書に手書きすれば良いと思う人もいるでしょうが,そうすると原本であるコンピュータのデータと証明書の内容が異なることになります。なので,次の機会に出力するとどうなるでしょう。不正確な内容が印刷されてしまいます。

元号重視が元号離れが生む

皮肉なことに,元号重視が元号離れを生んでいます。発表が4月なので,カレンダー業者は今年のカレンダーに元号を使えませんでした。私も,元号を使う不便さを感じています。職歴を書くときに年数を数えるのですが,なかなか合わないのです。(単に私がぼけているだけ?)

今年はUX49年

この問題について,調べているうちに,「UNIX時間」がコンピューターの世界で一般的に使われていることを知りました。その基準日時は1970年1月1日午前0時0分0秒なので,今年はUX49年ということになります!?



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masao
ゲイツ,ジョブズ,さんまと同じ1955年生まれ。 この春から自由人?に。