フリーWi-FiにVPNはかえって危険?
フリーWi-Fiの危険性
フリーWi-Fiは便利だけれど,ネットでやり取りする内容が,誰かに盗み見されている可能性があり危険だと指摘されてきました。たとえ通信が暗号化されていたとしても,暗号キー(パスワード)は公開されているので意味はありません。なので,セキュリティー対策としてVPNアプリを使えといわれてきました。VPNアプリも危険
でも,VPNアプリも危いのです。アプリの中には不必要な権限を求めるものがあったり,アプリ自体がのぞき見する可能性などを考えると,かえって危険性が増しているとも言えます。結局,アプリを提供している会社が信用できるかどうかです。知らない人を100%信用できないのと同様,無料のアプリは信用できません。では,どうしたらいいの?SSLの普及
重要なデータをやりとりするページはSSL(https)を使っているのが普通(必須)になっています。そして最近では,サイト全体がSSL(https)に対応したものが急激に増えてきています。GoogleやTwitter,Facebookなどのサービスがそうです。SSLのサイトでは通信はそもそも暗号化されていますから,Wi-Fi通信の暗号化やVPNなど必要ありません。結局,最も安全なフリーWi-Fi利用方法は
結局,最も安全なのは「フリーWi-Fiではhttpsサイトにのみにアクセスする(https確認のために,アプリではなくブラウザーを使う)」でしょう。httpサイトは読むだけにして,決して重要なデータは送らないことですね。
Opera VPNを短い間使っていましたが,アンインストールしました。
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