カローラのデザインはどうした!
カローラのマイナーチェンジが行われた。マイナーチェンジでデザインが良くなった例とはあまりない。日産ウィングロードの2台目は数少ない成功例だが,最初の顔がアンバランスだったということ。通常は,オリジナルのバランスがくずれて「改悪」と言う結果に。では,今回のカローラの「フェイスリフト」はどうだ。
カローラは,主な顧客である「おじさん」層に向けて,超保守的なデザインでスタート。しかし,夢も希望もない,「こうしておけば喜ぶだろう」というデザインを喜ぶ消費者はもはやいない。例えば,「女性向けだからピンク」などの,なめた考え方はもはや通用しない。
そこで今回は,一気に「新アクア顔」に変身。フロント下部の六角形と左右のフォグ周りの三角形のモチーフがそれだ。服装に興味がなく「目立たないのが吉」というおじさんが,顔だけ今流行りのイケメンに変身。雑誌では,世間のしがらみからか持ち上げている記事もあるが,正直に「サイドとのアンバランス」を指摘しているものもある。それより目立つのは,フロントとリアのテイストがあまりに違うということ。
かつて,初代のカローラ,そしてNCVカローラ(セダンのプロポーションを変えた)とデザイン力のあるトヨタという印象をもっているのだが,近年は初代アクア以外理解に苦しむデザインを連発中。がんばれトヨタ。
フェイスリフト前 |
フェイスリフト後 |
カローラは,主な顧客である「おじさん」層に向けて,超保守的なデザインでスタート。しかし,夢も希望もない,「こうしておけば喜ぶだろう」というデザインを喜ぶ消費者はもはやいない。例えば,「女性向けだからピンク」などの,なめた考え方はもはや通用しない。
そこで今回は,一気に「新アクア顔」に変身。フロント下部の六角形と左右のフォグ周りの三角形のモチーフがそれだ。服装に興味がなく「目立たないのが吉」というおじさんが,顔だけ今流行りのイケメンに変身。雑誌では,世間のしがらみからか持ち上げている記事もあるが,正直に「サイドとのアンバランス」を指摘しているものもある。それより目立つのは,フロントとリアのテイストがあまりに違うということ。
かつて,初代のカローラ,そしてNCVカローラ(セダンのプロポーションを変えた)とデザイン力のあるトヨタという印象をもっているのだが,近年は初代アクア以外理解に苦しむデザインを連発中。がんばれトヨタ。
コメント