いつもと違う順位の付け方 アジアカップ

16日のイラク戦は，イスラエル戦よりずっと良い出来でした。楽しめる攻撃のコンビネーションがいくつもありました。

決勝トーナメント進出国が決まってしまったグループもありますが，D組はパレスチナ以外に可能性があります。おかげで，20日の試合も真剣に観戦できます。負けてしまうとややこしいことになりますが。

日本がヨルダンに負け，イラクがパレスチナに勝った場合，3チームが勝ち点６で並びます。この場合どのように決勝トーナメントへの進出が決まるのでしょうか。

この大会は，順位の付け方が私たちにおなじみの方法と少し違います。
第一の基準が「直接対決の勝ち点」です。これは，パレスチナ戦を除いた勝ち点のことのようです。全チーム６です。
次の基準が「直接対決の得失点差」です。もし，日本－ヨルダンが０－１であれば3か国とも±０です。パレスチナ戦が除かれるので「日本がイスラエル戦でもっと得点していればなあ」ということにはなりません。これは，少し良い考え方のような気がします。

ルールの解釈がこれで良いのか自信がありませんが，すんなりと，日本が勝ち点９，イラク６，ヨルダン３というところに落ち着いて欲しいものです。

順位付けのルール（Wikipedia，「AFCアジアカップ2015」より）
１．直接対決の勝点
２．直接対決の得失点差
３．直接対決の得点数
４．総得失点差
５．総得点
６．当該チームが同会場にいる場合はPK戦
７．イエローおよびレッドカードの数をポイント化し少ない順
８．抽選