イタリア戦で思ったこと(2) コンフェデレーションズ・カップ

岡崎が獲得し長谷部が与えたPK 良くある審判の心理

岡崎はいつも通り,活発に動いて活躍した。絶妙の遠藤のフリーキックに絶妙にあわせたプレーはワールドクラス。こんなプレーができれば高さは問題にならない。

その岡崎が獲得したPK。キッカー本田に対してブッフォンは山掛けで右か左に飛ぶことはしなかった。先日のW杯予選でのど真ん中PKをチェックしていたと思われる動き。本田は右隅へ。この試合だけではない,ストーリーのある駆け引き。おもしろい。

岡崎の獲得したPKは,リプレイを見る限り審判のミス。だからといってPKをもらおうと故意に倒れたのではなく,衝突を避ける動作に見えた。彼はダイビングのような「賢い」プレーをする選手ではない。

ラッキーなPKだったが,後半に長谷部がPKを取られることで「公平」な結果となった。長谷部の手は確かにボールに当たっているが,倒れるときに体を支えようとしているだけで,意識的に触ってはいないし,触ったことで得点が防げたわけでもない。良くあること(と感じているの)だが,1点が貴重なサッカーではPKが勝負を左右しがち。そこで,審判は「さっきのPK判定はミスかな」と思うと,反対のチームにPKを与える。まあ,これは五分五分。

吉田はなぜ抜かれた?

ゴールライン際でジャッケリーニにかわされ,センタリングされて2点目。残念なプレー。

それでも,日本の攻撃は世界の強豪にも(ある程度)通用することが明らかになったこの試合,次のメキシコ戦も見たいと思わせる試合でした。私は出場停止の長谷部に代わる細貝に注目。災い転じて福。レギュラー選手(特に守備の選手)のバックアッパーがいない現状を改善することができると良いのですが。

デモで試合が中止にならないことを祈っております。

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masao
ゲイツ,ジョブズ,さんまと同じ1955年生まれ。 この春から自由人?に。