AIの力を借りれば大砲のようなレンズはいらない!?
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ちょっとたそがれているスズメ |
最近見つけた近江猫屋敷さんのウェブサイトの鳥写真は,細部までシャープで感動します。
https://www.oumineko.com/archives/30634/2と同時に「私には無理」とも思ってしまいます。何十万もする明るい超望遠レンズを買う資金力も,数キロものレンズを自在に扱う体力も私にはありません。
ところが先日,近江猫屋敷さんがPureRawというソフトでRaw現像しているとの記述を見つけました。なにやら「2から3段分ノイズが軽減される」というのですが,それならf8のレンズでf4並みのクリアな絵が撮れるのか?「ほんまかいな」と思いつつ,試してみることにしました。
「ほ,ほんまや」
Canon R10+RF100-400 F8で撮った画像を現像してみました。下部の横棒のノイズと上部のリスの尾の毛のシャープさを見くらべればよくわかるのですが,PureRawで現像した左の画像が明らかにノイズが少なくて,しかも格段にシャープ。
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PureRawで現像←:→R10 jpeg(画質はL) 等倍(ドットバイドット)で表示 |
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R10 300mm f8 1/1000 ISO160 PureRawで現像 |
ソフトウェアにこれだけの威力があれば,巨大なレンズに資金力と体力を消耗しなくても良さそうです。
カメラ技術の進歩というのは本当に目覚ましいものですね。自動露出,自動焦点,最終的には,レンズが動いて勝手に写真を撮ってくれる「自動撮影」になる?(ディストピア!)
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