カメラの延長保障はお得? 今回の場合は助かりました
先日,修理に出していたカメラ(ルミックス TX1)が無事帰ってきました。4万円台半ばの修理代は延長保証でカバーできました。保証料5%ですから,今回の場合は「入っていて良かった!」ということになります。
私の経験では電動で伸縮するレンズの場合は使っているうちに問題が起きることが多いです。別なカメラでも修理に出して,なんとか延長保証を適用してもらいました。多くの電化製品の場合,故障は一年目に出尽くして,その後5年目まではほとんど出ないものですから入るかどうか迷います。携帯して使うかなど使用方法なども考慮して決めたらよいでしょう。
注意すべきなのは,販売会社によって保証内容が違っていることです。何度でも購入金額まで保証という会社もありますが,今回の場合「一度修理したら保証は終了」という冷たい規定でした。「軽微な故障では修理に出すな」ということです。
なかなか難しい判断を迫られるのは他の保険商品も同じですね。10万円の損害をこうむる可能性が10%と判断すれば保険料が1万円以下であればお得,それ以上だったら損ということになります。
テレビで「80歳でも入れる,葬式代の出る保険」が宣伝されています。これは絶対に保険料に相当する額を貯金した方がお得です。必ず起きる損害に対する保険は本来あり得ません。損害を受けない人もいる(たまにしか起きない)から,損害を受けた人を助けることができる(大金を支払える)という仕組みになっているはずですから。
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