札幌，冬のメインストリート「チカホ」 そして，移民法案

いつも賑わうチカホ

予想以上に成功した数少ない公共施設が，札幌ドームと地下歩行空間（チカホ）。

ファイターズが去った後のドームは不安ですが，チカホは絶好調。いつも，行き交う人であふれています。これから冬に向けてますます人通りが多くなるでしょう。もはやこれは「札幌で最も賑わう通り」という立派な観光資源です。

急ぎ足で行き交う人々

通りに面してテラス席が

出店も繁盛

天井は３ｍほどと低いのですが，視覚的にごまかされて？意外と圧迫感はありません。

カフェのテラスがあったり，出店や行事が途切れることなく行われていて楽しめます。

移民法案

さて，今国会では，新しく移民を受け入れるという法案が出されています。低賃金で働く労働力を補うことが目的なのでしょう。現在の「実習生」や「留学生」では足りないのでしょう。

ただ，「実習生」という名目で実質は「労働者」という制度が，国際的には人権侵害と指摘されるなど大きな問題を生んでいるのと同様，実質は「移民」なのに「外国人材」と呼ぶことで「必要なくなったらいつでも帰る人」と誤解させ，「移民を受け入れることで生じる問題」についてなにも考えないというのは？？？です。

人手不足対策なら，安倍内閣が経団連にお願いして賃金を上げてもらったり，携帯会社に圧力をかけて料金を下げさせようとしたりするのと同様に，コンビニ業界に圧力をかけて営業時間を「セブン・イレブン」にしてもらえば，すぐに，多少なりとも改善されるかと。