野球の「流れ」の正体

ファイターズの低調はひどい。初回からエラーやミスで失点を重ねることが多く,中途半端なファンの私は,試合前半でラジオを消すことが度々。

それは,さておき。解説者が使う「流れ」について一言。私は「流れ」を否定する気はないが,「流れ」を「何か不思議なもの」と見る立場には立たない。では,「流れ」の正体とは。

草野球の例
 弱いチームが途中までは接戦を演じるも,点を取られだすと止まらなくなり惨敗する。
高校野球の例
 9回表まで1点リードしたチームは,その裏に逆転サヨナラ負けする。
プロ野球の例
 一度エラーが出ると,エラーをしてはいけないと意識してエラーする(本人も,チーム全体も)。
勝てる気がする・しない
 見方が打てないので投手が点を取られまいとコースを狙う → カウントを悪くして打たれる → 今のファイターズのようになる。

すべて心理的なもの。高校野球の1回戦のように力の差が大きければ,強い方が勝つ。しかし,プロ野球では一定以上の野球能力をもった人たちが争っているから,心理的な優位・劣位が勝敗を分けることが多くなる。そして,その心理が変わるのが「流れが良くなる・悪くなる」の正体なのだ。


コメント

人気の投稿

自分の写真
masao
ゲイツ,ジョブズ,さんまと同じ1955年生まれ。 この春から自由人?に。