WBCの戦い方-レベルの高い日本投手陣



WBCが終わりました。台湾戦、盛り上がりましたね。日本選手では井端の活躍が目立ちました。日本の戦いぶりを振り返って一つ。

この大会では完封試合が少なかった。それは、投球数制限で多くの投手が出てくるから。完封は、調子の良い投手が終盤まで投げクローザーにつなぐというケースが一番多いと思うが、WBCでは途中に数名の中継ぎが入る。先発はベストの投手が投げるので、それ以降の投手の調子と力量はどうしても劣ってしまう。そのため、どうしても中盤以降に得点が入りやすくなる。

日本の打線は振るわなかったが、中盤から得点し追いつき追い越すというケースが多かったのもそんな理由だ。

一方、日本の投手陣は全員が一定以上のレベルにあるので大量失点することがない。台湾やオランダに比べ、投手の平均レベルが高かったことが1次・2次ラウンドを勝ち抜いた最大の要因だろう。

メジャーリーグでも日本でエースだった投手が活躍する一方、野手はかんばしくないという状況がそのまま、この大会にも表れている。

でも、普通、投手が優れていれば、それに対抗するバッターの能力も高くなるはずですが。そこらへん、考え続けていきたいと思います。

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masao
ゲイツ,ジョブズ,さんまと同じ1955年生まれ。 この春から自由人?に。