資本家は一息つき労働者の暮らしは悪化する 安倍政権の経済政策

デフレといっても,すべてのものが均等に値下がりしているわけではない。値下がりしているのは輸入品。公共料金などは着実に上がっている。

つまり,デフレは輸入品の値下がりが主な要因で,輸入品の値下がりは海外の安い労働力が原因だ。日本人の賃金もその影響を受けて下がっている。その結果消費が減少して不況に陥っている。

このような状態で,仮に物価が2%上昇したとする。輸出産業は,円の下落などで回復するのだろうが,賃金をあげれば業績回復には至らないので,当然賃金は上げない。その結果労働者の生活水準は下がる。そのため,消費は下がる。結局,安倍氏の政策がうまくいった場合おこることは,輸出産業の当面の回復と労働者の生活悪化であり,その結果景気は悪化し,国の借金は膨らむ。

じゃあどうすれば良いのかは私にはわからない。たぶん,土木工事ではないかたちで需要を増やす政策が必要なのだとは思うが。

Webを見ていたらこんなのが見つかりました。

インフレ率2%で生活必需品10%アップ。その時世論は?

http://thegoalnext.blog.fc2.com/blog-entry-682.html

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masao
ゲイツ,ジョブズ,さんまと同じ1955年生まれ。 この春から自由人?に。