DaVinci Resolveが不安定→ディスプレイドライバの更新で解決
今まで動画編集にはPremier Elementsを使ってきたのですが,それはPCにバンドルされていたものだったので新しいPC(CPUはRyzen 4500U)では使えません。そこでDaVinci Resolveを使うことにしたのですが,使ってみると不安定。奮闘の結果,ディスプレイドライバの更新で安定したというお話。
症状
タイムラインの編集で,リップル・スリップ・スライドを行うとタイムラインのサムネイルがバグる。プレビューも,音声は正常だが画像は数種類の画像が繰り返されるだけに。
対策
1)設定をいじる
2)メモリ増設
Dell inspiron 14(5405)は8GBメモリ1枚。メモリ不足が原因なら,空きスロットに8GB増設すれば解決するかも。ネットを調べると,ResolveはフルHDのカット編集なら8Gでも十分使えるようなので可能性は低かったのですが,デュアルチャンネル化すればGPUも少し早くなります。4000円弱の投資なら損はないかなと思い増設。
結果は,8Gの時と全く変わらず。とほほ。
増設は難しくありません。最近のノートPCは裏ブタを開けさえすればメインボードにアクセスできて,メモリの増設などが簡単にできます。5年くらい前にはキーボード側からアクセスするなどで,とても素人には難しい作業のものが多かったですが。(さらに昔には,裏側から個別にメモリ,HDD,電池にアクセスできましたが,PCが薄型化されてそうはいかなくなりました。)
ネットで整備マニュアルが手に入るので,それを読んで慎重に事をすすめます。PCを自作したことのあるような人ならメモリ増設・SSD交換などが簡単にできます。その筋の人には(多少のリスクもありますが)楽しい作業です。
3)GPUのドライバを更新
初めから,一番可能性の高いのは内蔵GPU(Radeon)のドライバと思っていました。しかし,ドライバは,Windows UpdateでもDellのユーティリティーで見ても「最新」のものだとされていたので,更新のアナウンスを待っていました。
けれど,解決のための他の手段が思いつかなくなったので待ちきれず,本家AMDのサイトでドライバを探し,少しだけ新しい安定版のドライバをサイトの指示に従ってインストール。日付が10日ほど新しくなり,バージョンもそこそこ上がりました。
更新前 |
更新後 |
コメント