我が家のピアノが思いの外高く売れた訳

訳あって我が家のピアノを売りました。存外に高く売れて,驚いています。知り合いが10年ほど前にピアノを売った際には,ほぼタダ(輸送費は買う側が負担)だったというような話も聞いていましたが……。

40数年前のヤマハのアップライトピアノ(U3H)は果たしていかほどの価値が? ネットで一括査定のサイトを調べ,メジャーそうなサイトの一つ「ズバットピアノ」にとりあえず依頼。そして,財津一郎さんのCMでおなじみのタケモトピアノにも見積もりを依頼しました。結局5社から見積もりメールが,2社からは電話がきました。(メールを第一の連絡手段としたのですが。)

査定額は10万円前後。最高額と最低の間には5万円の差がありました。最終的に,最高額だったドレミ楽器さんに昨日お嫁入していきました。

63歳の私が子供だった頃,女の子はほぼ必ずピアノを習い,多くの家庭にピアノがありました。裕福とは言えない私が育った家にも,それはありました。最低でも40万円前後したピアノは,もちろん当時のほとんどの家庭にはとても高価な買い物でした。今考えると,なぜあんなに多くの人が無理をしてピアノを習ったのか,不思議な感じがします。高度成長期には,庶民にとって最大の投資が「教育」であったということが大きな要因だとは思いますが。

一時期中古ピアノが安かったのは,子どもたちが巣立った後に使われなくなったピアノが大量に市場に出たからでしょう。しかし,現在結構な値段が付くようになったのは,そんなピアノが今では減っているからではと推測するのですが,当たっているでしょうか?

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masao
ゲイツ,ジョブズ,さんまと同じ1955年生まれ。 この春から自由人?に。