U23も日本のサッカー 良くも悪くも

タイに快勝して決勝トーナメント進出を決めたサッカー男子U23日本代表。２試合の内容に日本サッカーの特徴があらわれていたのが面白い。

立ち上がり，タイは激しく日本を追い回した。細かく繋ぐ技術はあるので苦戦したが，90分間このペースで走り回れる訳はなく，４－０という妥当な結果に。タイの戦法は，かつてヨーロッパ強豪国との戦いでの日本の姿を思い出させる。ゴール前での迫力とアイデアが不足するタイは，まだ日本には勝てない。

一方，北朝鮮との試合では苦戦した。フィジカルの強いチームの放り込んくる攻撃には弱い。 A代表と同じなのが面白い。決勝トーナメンで３位までに入れる可能性は五分五分といったところか。（偉そうに書いているが，他の国のU23の実力は良く知らない。）

イライラしたのが，パススピードと判断の遅さ。ヨーロッパサッカーに比べて，動作がワンテンポ遅れる。これじゃ駄目だ。やっぱり，海外で鍛えないけないのかな？　岡崎なんか，昔は中山クラスだったけれど，どんどんうまくなっていますよね。