PureRaw,買いました
先日,PureRaw4という,RAW現像でノイズを軽減するアプリを購入しました。
これを使うと効果てきめん。次のヤマガラの写真は,上がPureRaw使用,下が不使用(Affinity Photo2で現像)。ISO2000という高感度で撮られていますが,PureRawを使うとノイズはかなり抑えられているのが見えます。ノイズが消えることの副作用?で画像の先鋭感も高まります。(PureRawによる強調もあるのですが。)例えば,画面下の草の色を見ると上の写真は明らかに緑がクリアになっています。下腹部のザラザラ感もなくなっています。
Olympus E-m10 MarkIII 150mm f5.6 1/1600秒 ISO2000 EXP0.3(800×800ドットでトリミングして,等倍で掲載しています。)
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PureRaw使用 (3月22日 真駒内公園) |
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PureRaw不使用 |
私にとって,ノイズを減らす「だけ」のアプリに17,000円はは高価なのと,4月には新バージョンが出るとアナウンスされているので躊躇していましたが,ようやく購入しました。ワンランク上の(明るくシャープ,重い,高価な)レンズを使ったような画像が得られるので,費用対効果は高いと思います。何キロもの重いレンズを支える体力もないですし。
システム要件では外部GPUが必要なのですが,私の内蔵GPUのノートバソコン(Core 5 120U,32G)でも動いています。現像中はきっちりGPUが使われています(使用率90%台で,CPUはほぼ使われません。)
20400万画素のRAWデータで現像にかかる時間は1枚40~50秒ほどで,5・6枚まとめて現像しています。(あまり枚数を多くすると,編集ソフトにエクスポート(転送)するときにメモリが不足して,編集ソフトへの読み込みに時間がかかるようになります。)
効果は,もとの画像の質によって変わります。そもそもノイズのほぼない画像にはあ効果がないのは当然ですし,質が大幅に低いものにも効果はあまり見られません。「少しおしいな」と思う画像が素晴らしく改善されるのです。
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