すっきりしない「大勝」 W杯アジア最終予選 対タイ戦

４－０で日本が勝利したワールドカップアジア最終予選。大勝して首位という，望むことのできる中でも最高の結果なのだが，すっきりしない。

この試合の日本代表は（私が見てきた代表の試合では）史上最高の「決定力」で4得点をあげた。その一方，ディフェンスからMFへのボールがとにかくカットされて，再三タイに決定機を与えていた。幸いなことにタイの「決定力」は低く，PKでさえも得点できなかったので救われたが。

何か，やり方が間違っている。悲しいことに私にはそれが何かはわからないのだが。中盤の選手が入れ替わって，コンビネーションが問題だったのかもしれないとは思う。

もちろんタイの力が以前より上がっていたことも忘れてはならない。身長も高くなっていた。タイというと「小柄」という印象が強かったのだが，今や日本と遜色はない。