ようやく春がきた大谷投手 残念な投球という声も多いが…
5月1日の対ロッテ戦,ようやく大谷に白星が。やはり「マメ」の問題があるようで,160kmの速球で圧倒しようとはせず,変化球で「ごまかす」ピッチングだった大谷。でも,とにかくおめでとうございます。
彼の打たれるパターンは,私の知る限り二通り。
一つは,好調時に突然集中打を浴びるケース。これは,相手打者がストレートだけに的を絞って,小さく振って反対方向というもの。好調の速球派投手を打ち崩すには有効な手段。投球自体に問題はないので,「なぜ打たれる?」と投手は混乱して,連打を許すことになる。
もう一つは不調時,ストレートのコントロールが定まらない場合。この場合は,フォークボールのコントロールも決まらない場合がほとんど。そして,甘くなった球を痛打される。今日はこちらに当てはまる。
今日は,ストレートのコントロールが定まらないので,スライダーなどの変化球にたよるピッチングになった。いつもと違う配球が功を奏して,打者はタイミングがとれず,詰まった打球が多くみられた。また,左バッターのインコース,小さく変化するスライダー(
フォーク?)は大変効果的だった。(有効的ではない)
フォーク?)は大変効果的だった。(有効的ではない)
解説者の多くは,変化球の多いピッチングをらしくないと批判している。でも,相手の裏をかくのがピッチング。思い返せば,ダルビッシュもこんなピッチングだったよね。ともかく,リリーフ陣が安定しない中で,省エネで完投したことはチームにとっては大変有り難いことでした。
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