糸井のトレードは成功



多くのファイターズファンが糸井のトレードに驚かされました。私は,トレードは成功だったと考えています。

開幕から8戦を終えて35敗。苦戦の原因は,先発投手が早い回に打ち込まれることで起きる悪循環。ただし,開幕前からメジャーへ田中,故障の金子と苦戦が予想できたので,現状はまずまずと評価できます。今後,武田勝の回復,ケッペルの復帰そして大谷の投手デビューが待たれます。

もしトレードがなかったら,ファイターズの「守りきる野球」は崩壊していた可能性がありました。ショートが故障しセカンドが移籍したあと,もし大引がいなかったら,守備は崩壊していたでしょう。実際,セカンド守備は今も不安定な状態が続いています。

また,木佐貫は,齋藤祐樹が使えないなど先発投手が不足する中で貴重な戦力になっています。

ファイターズのフロントは、どうやらコストパフォーマンス重視の戦略をとっています。高年俸のスター選手を引止めようとはしません。小笠原,ダルビッシュ,田中,糸井などの中心選手を手放しています。彼らのコストパフォーマンスは低いのです。さらに,彼らが移籍することでレギュラーの座が空いて,若い選手が力を発揮することになるのです。もし,糸井がいたなら,大谷のデビューは遅れたでしょう。「育成を重視するコスパの高い球団」という経営の方向性は「あり」だと思います。

コメント

人気の投稿

自分の写真
masao
ゲイツ,ジョブズ,さんまと同じ1955年生まれ。 この春から自由人?に。