野党が政権獲得のためにとるべき政策（当面）

宇宙から見た（ような）函館　（本文とは関係ありません）

立憲民主党代表選の選挙戦がさかんだ。

今後野党が政権を獲得するには，自民党に投票する層の一部を獲得することが必要になるのだが，どうすればそれが可能になるのだろうか？

リベラル的政策で支持は拡大しない

消極的（消去法的）自民党支持層は「リベラル的価値」を嫌っている。なので，基本的人権などを強調しても「ウイング」は広がらない。（私は，人権を守る政策を否定しているのではない。）

支持を広げるにはアベノミクスを維持（当面）

国民が自民党政権を支持する最大の理由は「政権が代われば急激に経済が悪化する」という恐怖。実際，金融緩和や株の買い入れをを急に止めれば，株が暴落して経済は混乱する。しかし，アベノミクス的政策を続ければ「当面」景気は落ち込まないが「次第に」経済は悪化していく（してきた）。

アベノミクスはいつかは「脱出」しなければならない政策なのだが，撤退は慎重に賢く（ここっそりと）する必要があるとても困難な課題だ。

なので，政権をねらうための政策は「当面は経済政策を維持」，ただし「分配政策」をすすめて格差縮小をというものだろう。例えば，最低賃金を計画的に上げるなどが有効なのでは。